高速道路の「車線」ルール守ってる? 右・左・真ん中、あらためて確認したい「基本のキ」

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高速道路の車線には、それぞれ異なる役割がある。ルールをよく知ることが、より安全な走行につながる。あらためて確認しよう。

「登坂車線」や「ゆずり車線」も

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 以上に紹介した追越車線と走行車線が車線の種類として代表的だが、一部の区間では数kmだけの限定的な車線というものもある。

 山間部の区間でよく登場する登坂車線は、主に急な上り坂によって極端に速度が減速してしまう車が走行するためのもの。後続の車の流れを悪化させないことに加えて、減速する車のドライバー自身が後続からのプレッシャーを感じることなく、快適に走行できるような配慮として設置されている。

 登坂車線に似たような車線で、ゆずり車線というものも最近ではよく見かける。登坂車線と同様、速度が遅めの車が後続車に先を譲るために走行する車線だ。

 渋滞ポイントとなるインターやサービスエリアの合流地点には、合流車線とよばれる車線が設置されている。一時的に車線が増えることにより、渋滞緩和の一助となっている。

 限定的に増線される車線には、さまざまな理由があり設置されている。これらの車線を有効活用することも、快適でスムーズな運転につながるといえる。

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