高速道路の「車線」ルール守ってる? 右・左・真ん中、あらためて確認したい「基本のキ」

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高速道路の車線には、それぞれ異なる役割がある。ルールをよく知ることが、より安全な走行につながる。あらためて確認しよう。

右側以外は「走行車線」

高速道路の走行車線(画像:写真AC)
高速道路の走行車線(画像:写真AC)

 高速道路において、一番右側の車線以外は走行車線と呼ばれる、通常高速道路の走行の際に使用する車線となる。前方の車を追い越すとき以外は、基本的に走行車線を走行することになる。

 片側2車線の場合は左側の車線が、片側3車線の場合は左側の車線と真ん中の車線が走行車線となり、片側3車線の高速道路では左の車線が「第1走行車線」、真ん中の車線が「第2走行車線」と呼ばれている。

 高速道路では、渋滞時やその他特別なことがあるとき以外は、走行車線を走行するように心掛けるといいだろう。制限速度と前の車との車間距離を意識しながら走行すれば、より安全な走行ができるはずだ。

 片側3車線の区間における第1走行車線と第2走行車線には、大きな違いはない。だが第2走行車線の方が追越車線に近いこともあり、正式なルールではないものの、速度が速めの車が走行するという認識がドライバーの間で浸透している。

 片側1車線の区間では、前の車が突発的な減速や停止をした際にも車線変更ができないので、やはり前の車との車間距離を十分保ちながら走行することが重要となる。

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