コロナ禍で「ファミリーカー」のニーズ激変? 求められる機能とは、そしていま人気の車種とは

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子育て世代をメインターゲットとしたファミリーカー。車内の広さや乗り心地、安全性能などのポイントから、各メーカーのお薦めの車種を紹介する。

1. ダイハツ「タント」

ファミリーカーのイメージ(画像:写真AC)
ファミリーカーのイメージ(画像:写真AC)

 タントは軽自動車だが車内がとても広い。先にも述べたとおり、車内の広さは今の時代に多くの家族が求めるスペックだ。もちろん、ソーシャルディスタンスといった意味のほかにも、ベビーカーをたたまずそのまま積載することが可能という。小さな子どもがいる家族には欠かせないメリットもある。

 そのほか、両側がスライドドアとなっているため子どもをチャイルドシートに乗せやすい点や、運転席にはロングスライドシートが搭載されているので運転席に座ったまま後部座席の子どもの世話ができるという点も魅力的だ。

 低燃費設計により、ランニングコストを抑えられるのもうれしいポイント。ファミリーカー選びに迷ったら、ダイハツのタントを選択肢に入れてみてほしい。

2. スズキ「スペーシア」

 スペーシアは、広くて使いやすい空間が特徴的な軽ハイトワゴン。スズキの軽自動車の中では最も売れており、2021年4月~2022年3月では10万3605台を売り上げた。

 安全装備が充実しており、子どもを乗せて運転するのも安心だ。低床設計となっているため、荷物の積み下ろしが楽である。

 子どもができると荷物は何かと多くなりがちだ。荷物の積み下ろしは実際にやってみて「もっとこうなら良いのに」という思いが後から出てくる。事前に楽だと分かっているのはありがたい。

 低燃費でデザインも魅力的なスペーシアは、ファミリーに最適な1台と言えるだろう。

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