コロナ禍で「ファミリーカー」のニーズ激変? 求められる機能とは、そしていま人気の車種とは
子育て世代をメインターゲットとしたファミリーカー。車内の広さや乗り心地、安全性能などのポイントから、各メーカーのお薦めの車種を紹介する。
ますます重要な「車内のゆとり」

家族でゆったり乗れ、充実の安全性能が売りのファミリーカー。
全国の30代~50代で子どもがいる男女300人を対象に2020年10月に実施された日産の調査によると、「コロナ禍で家族の移動手段」は、約90%の人が自家用車と回答している。
また同調査によれば、約6割が「コロナ禍においては家族間でも適度な距離を保つ必要がある」と回答しており、家族から求められるファミリーカーの種類が新型コロナウイルスの感染拡大とともに変化していることがうかがえる。
昨今の原油高やインフレ進行によりランニングコストがどのくらい掛かるのかも、ファミリーカーを検討する多くの家族が意識する問題だろう。インフレについては海外が先行しているものの、日本の物価も徐々に上がってきており、重要な検討事項のひとつと言える。
若い世代のクルマ離れが定説となっている今日だが、ファミリーカーはコロナ時代では必須のアイテムとも言える。そこで今回は今人気のファミリーカーについて、それぞれの特徴を紹介する。
今の時代のファミリーカーにふさわしい車種は多々あるが、中でもお薦めのものは次の通りだ。