デジタル技術で「高速道路」がもっと便利になるって本当? NEXCO東日本の「構想」から未来を読み解く
日本初の高速道路が全線開通してから半世紀以上。進化する自動車の性能・機能に対して、高速道路はどうあるべきか。NEXCO東日本がまとめた「構想」からその姿を探る。
高速道路と未来の社会

今後、次世代の高速道路は
「最先端~今後開発していく技術を駆使し、物理的な連結インフラである高速道路空間に自動運転時代における新たな価値を創造することで、直面する社会的課題を解決し、さらに未来の社会構造・経済活動を持続的にけん引する『新たなモビリティサービス』機能を有した道路」
と定義するという。
このような高速道路を整備することで
・誰もが活動的な生活を、シームレスに支える社会
・年齢、ハンディキャップにされない新たな移動手段
・少子高齢化、労働人口減少時代の物流効率化
・自然災害に対し、レジリエントで強くしなやかな社会
・自然、文化、歴史、伝統の保護・継承、効率的な経済活動の両立
という未来の社会を実現したい考えだ。