JR山手線に「そばロボット」初登場! 1時間に150杯を調理、五反田駅の「いろり庵」
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食産業におけるロボティクス事業を展開するコネクテッドロボティクスが、JR五反田駅の「いろり庵きらくそば五反田店」に「そばロボット」を導入。一体どんなロボットなのか?
6月24日、駅構内にオープン
食産業におけるロボティクス事業を展開するコネクテッドロボティクスは、2022年6月24日(金)、JR山手線の五反田駅構内に新規オープンする「いろり庵きらくそば五反田店」に「そばロボット」を導入する。
いろり庵きらくそば五反田店はJR東日本クロスステーションフーズカンパニーが運営する店舗で、そばロボットの導入は計4店舗目となる。
そばロボットは、1本目のロボットアームが生そばを番重(仕切り付容器)から取出しテボ(茹で用ザル)へ投入。その後、2本目のロボットアームによりゆでる、洗う、締めるという一連の調理工程を行う。
1時間あたりのそば調理数は150食(ゆで時間100秒の場合)で、従業員ひとり分の省力化につながるという。
2026年までにJR駅そば30店に導入へ
同社によると、飲食店の利用客数は増加傾向にあり、今後の人手不足の課題が予測されることからロボット調理の重要性が広がっている。
双腕型のそばロボットは、一連の調理工程を完全自動化することで、店舗全体の約12時間分程度、従業員約ひとり分以上の作業量を代替することができる。
また、非接触でのそばの調理と安定した味を提供できるとしている。
今後、2026年までにJR-Crossが運営する駅そば店舗30店への導入を目指している。