ドライブレコーダー利用者の約5割が「録り逃し」に不安 パイオニア調査で判明

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パイオニアがドライブレコーダーの利用状況に関する調査結果を発表した。ドライブレコーダー普及率は車保有者の54.5%に及んだものの、録り逃しに対する不安を抱えているユーザーも56.5%と過半数に上った。

ドライブレコーダー普及率は過半数越え

ドライブレコーダーのイメージ(画像:写真AC)
ドライブレコーダーのイメージ(画像:写真AC)

 パイオニア(東京都文京区)は2022年6月10日、ドライブレコーダーの利用状況に関する調査結果を発表した。ドライブレコーダー普及率は車保有者の54.5%に及んだものの、録り逃しに対する不安を抱えているユーザーも56.5%と過半数に上った。

 調査対象者は、20代~60代の車を保有している男女1000人。まず「現在、設置している車載機器」について聞いたところ、「カーナビ」と回答した割合が78.5%と最も多く、次いで「ドライブレコーダー」が54.5%、「カーセキュリティ用車載デバイス」が18.8%という結果になった。

 また、ドライブレコーダー利用者に対して「ドライブレコーダーについて、不安に思ったことはありますか」と質問をしたところ、「死角があって映っていない」が21.6%、「いつ・どのように録画されているのかが確認できないこと」が21.0%、「データの再生方法」が18.4%、「SDカードの挿入漏れやエラーなどで、録画されないこと」が16.0%という結果となった。「あてはまるものはない」と回答した43.5%以外の、56.5%が「録画した映像を確実に利用できるか」に不安を抱えていることが分かった。

 さらに、ドライブレコーダー保有者へ「ドライブレコーダーの記録を確認したことがありますか」と質問した際に、「ない」と回答した方のうち、「録画映像の確認方法を知らない」と回答した方は、53.2%という結果になり、録画映像の確認方法を正しく認識できていないことが分かった。

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