「3時間もタダで待てません」 4月の荷主義務化とタイパ時代、ドライバー34%不足予測が突きつける物流改革の限界と現場負担
荷待ち時間の削減策として期待されるバース予約受付システムだが、一部のベンダーでは、売上獲得を優先するあまり、輸送効率を損なうおそれのある「法令の抜け穴」へと誘導するような営業トークが行われているとの指摘もある。
ルール順守と目的達成のずれ

「1運行2時間ルール」のような法令を守ること自体が目的ではない。本来の目的は、生産性を上げることと、物流の危機を避けることである。
誤解してはならないのは、バース予約受付システムそのものが問題なのではないという点だ。実際に、こうしたシステムをうまく使い、トラック運行のむだな時間を見える形にし、輸送の効率を上げている荷主は多く存在する。
システムは良し悪しを持たない道具にすぎない。その道具をどう使うかは、人の判断に委ねられているのだ。