「まだガソリン代払ってるの?」 暴落する中古EVこそが“究極の節約”になる逆説――燃料費・整備費を抑えて数年でも200万円得する現実
「EVは値落ちが激しい」という定説は、いまや中古購入者にとって追い風だ。5年で価値が半減する価格下落を活用すれば、新車時に35%上乗せされたコストは前オーナーが負担する構図になる。結果として生涯費用はガソリン車より大幅に圧縮できる。市場の歪みを利益に変える、合理的な選択肢である。
中古EVの経済性

欧米では電気自動車(EV)の普及が進み、中古車市場に並ぶ数も増えている。安く車を手に入れたい人にとって、中古のEVは有力な候補だ。一方で、バッテリーがいつまで持つのか、まだ歴史が浅い車自体の寿命がどれくらいなのかという不安から、購入をためらう人もいるだろう。
実際にEVの値落ちは、ガソリン車よりも早く進む。今は5年間で車の価値が約40%から50%も減る傾向にあり、将来的に売却価格が急落するリスクがあるのは事実だ。長く乗り続けることを考えるなら中古のEVは選びにくいが、とりあえず数年だけ乗るつもりなら、この値落ちの早さは大きなプラス材料になる。
もともとEVは高いバッテリーを積んでいるため新車価格が高く、同じクラスのガソリン車よりも平均で35%ほど高額だ。新車の時は非常に高いのに、中古になった途端に価格が急激に下がる現象は、中古車を買う人にとって大きな利益に直結する。
最新の研究報告でも、今の中古のEVは、車を買ってから手放すまでにかかるすべての費用を合計したときに、最も支出が少なく済むことが判明しているのだ――。