雪道、ナメてませんか?――「4WDだから安心」という致命的な誤解、氷上で10倍に伸びる制動距離の現実
冬季道路では氷上で制動距離が最大10倍に伸びることもある。経験豊富なドライバーでも油断できず、車両整備や慎重な操作、天候情報の確認が事故防止の決め手となる。
雪中立ち往生への備え

雪に埋まった場合は空転を避け、周囲の雪を取り除き、滑り止め材を活用する。悪天候で動けなくなった場合は原則として車内で待機し、排気口の除雪を確認して一酸化炭素中毒を防ぐ。
万が一の立ち往生に備え、毛布、防寒具、懐中電灯、スコップ、滑り止め材、非常食、携帯電話用電源などを常備しておく。緊急時の生命線となる装備である。
危険な状況になる前に準備を怠らず、安全対策を行うことが予防につながる。車両の冬季装備では、冬用タイヤの状態と空気圧を確認する。寒冷下では空気圧が低下しやすいため注意が必要だ。
バッテリーは低温で性能が落ちるため、事前点検が望ましい。冷却水や不凍液の濃度、低温対応ウォッシャー液の使用、エンジンオイルの粘度確認も基本事項である。ワイパーの劣化は視界不良の原因となる。
出発前には車体全体の雪と氷を完全に取り除く。屋根に残った雪は走行中に落下し、事故の要因となる。