雪道、ナメてませんか?――「4WDだから安心」という致命的な誤解、氷上で10倍に伸びる制動距離の現実
冬季道路では氷上で制動距離が最大10倍に伸びることもある。経験豊富なドライバーでも油断できず、車両整備や慎重な操作、天候情報の確認が事故防止の決め手となる。
滑らかな運転操作の基本

冬季運転の基本は、ゆっくり穏やかに行うことである。加速も減速も操舵も、段階的かつ滑らかに行わなければならない。急な操作は瞬時にグリップを失わせる危険をともなう。
速度は法定速度に合わせるのではなく、路面状況に応じて安全に走行できるかで判断する。乾燥路面の感覚を基準にしてはいけない。車間距離は通常の倍以上を目安とし、前走車が突然滑る可能性を常に考慮する。
降雪時は昼間でもライトを点灯し、自車の存在を周囲に知らせる。強い降雪時のハイビームは雪の反射で視界を悪化させるため避けたい。ブラックアイスは早朝や夜間、橋の上で発生しやすく注意が必要だ。
除雪車の後方では十分な距離を保ち、無理な追い越しは避ける。視界が遮られやすく、前方の路面状況も不安定になることを常に意識する。