韓国に惨敗! 交通行政の限界が生んだ「1万台の差」――日本の横断歩道は本当に安全か
大阪・守口市に日本初の「埋込型信号」が登場した。横断歩道に埋め込まれたLEDは、高齢者や子どもなど交通弱者の視線に入りやすく、薄暮時や視界不良でも安全性を高める。韓国では導入で事故率13%減、スクールゾーンでは24%低減の実績もある。
高齢者・子どもへの安全支援

埋込型信号の特徴は、文字通り地面に埋め込まれて設置される点にある。従来の信号は道路構造令により2.5m以上の高さに設置されることが定められているが、埋込型信号は歩行者の目線に近い位置に光源があるため、特に視点が低い高齢者や子どもの認識に入りやすい。
こうした配置は、交通弱者の安全確保に直接つながる。従来の信号だけでは気付きにくい横断歩道も、歩行者の視線に寄り添い、存在を知らせる役割を果たす。
交通事故分析センターのリポートによれば、2015(平成27)年の高齢歩行者の道路横断中の事故は、17時~19時に全体の37%が発生しており、薄暮の時間帯に集中している。視認性の高いLED信号がこの時間帯に注意を促すことは、事故軽減への有効な手段といえる。
また横断歩道の安全確保は地域社会の安心感にもつながる。通学路や公園周辺に設置することで、住民や保護者が感じる安全性が向上し、地域インフラとしての評価も高まる。学校や自治体と連携して設置を進めれば、歩行者やドライバーへの啓発活動とも結び付き、横断時の行動改善を促す効果も期待できる。