「ハロウィンの渋谷みたい」 インバウンドあふれる嵐山、京都観光は「中国頼み」から脱却できるか?

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日中関係の緊張で日本を訪れる中国人客が減る中、京都市は年間で最も観光客が多い紅葉シーズンを迎えた。だが、見ごろを迎えた名所はどこも足の踏み場もないほどの人出だ。京都で何があったのだろうか。

観光客急増による公共交通混雑

長い行列ができた東福寺周辺(画像:高田泰)
長い行列ができた東福寺周辺(画像:高田泰)

 人出がそれほど減らなかったことで、公共交通の混雑など市民生活への悪影響は続いた。

 嵯峨嵐山駅は午前中からJR京都駅(下京区)発の嵯峨野線に乗って大勢の観光客がやってきた。午後からは京都駅行きの列車を待つ観光客がホームを埋め、身動きの取れない状態になることも。

 京都駅は東京からの新幹線や大阪からの新快速が到着するたびに、大勢の観光客を吐き出した。烏丸口の清水方面行きバス乗り場は終日、大混雑。

 そんななか、50人を超す列ができたタクシー乗り場では、両手に荷物を抱えた地元の高齢者が外国人観光客に囲まれ、疲れた表情で並んでいた。

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