車いす試乗体験! 股関節を悪くしたライターが思わず感動、メトロ駅員の迅速対応とは

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足を悪くしたことをきっかけに、車いすに試乗することになった筆者。果たして、どんな体験だった?

今後も増える車いす利用者

車いす用利用者のマークが示された駅のホーム(画像:増田剛己)
車いす用利用者のマークが示された駅のホーム(画像:増田剛己)

 ただ、乗り込んだ車両は先ほどのようなスペースがなく、すべてが座席だった。こういう場合、車いすの人はどこにポジショニングすればいいのだろうか?

 隣の車両を見たらスペースがあったので、到着駅で戻ればいいかと移動。目的地は半蔵門線が乗り入れる東急田園都市線だったが、渋谷駅で駅員さんが乗り込んできて、「水天宮前駅で乗られたお客さまですか」と確認。なるほどこうしてチェックしているのか、と少し感動した。

 この車両で到着駅まで行ったのだが、降りるとき、駅員さんから

「車両を移動しないでください」

と言われた。もっともなことだ。

 それにしても、車いす利用者がここまでケアされているとは思わなかった。想像以上のサービスに頭が下がる思いだった。これからは高齢者の人口が増えるわけで、当然のように車いすを利用する人も増えていく。筆者も自分が車いすで移動することになるとは思っていなかったが、これは誰にも起こりうることだ。

 国土交通省は2019年10月、公共交通機関のバリアフリー整備ガイドラインの見直しを行った。プラットホームは、車いす利用者が単独で乗降しやすいように段差、隙間を縮小することが定められた。

 これは2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に見直されたもので、国土交通省のサイトには

「多くの車いす利用者等の円滑な移動を可能とするため、駅において列車を介助なしで単独で乗降可能とすることが望まれています」

とある。

 筆者も単独での乗降にはまだ自信がない――。

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