「鈍い加速」に終止符を!ドライバーを熱狂させる「アクセル応答」カスタマイズ経済圏の台頭

キーワード :
,
世界の自動車アフターマーケットは2032年に約7,562億ドル規模へ拡大が予測される。アクセルレスポンス調整を含むパーソナライズ製品が成長を牽引し、メーカーも販売後のソフトウェア更新で運転体験の個別化に対応している。

車両カスタム需要増加

アクセルレスポンスは今後任意でカスタムできるようになる?(画像:写真AC)
アクセルレスポンスは今後任意でカスタムできるようになる?(画像:写真AC)

 アクセルレスポンスの調整に対応するアフターパーツ市場は活況を呈している。BLITZの「Thro Con」やSmartの「PedalBox+」など、スロットルコントローラー(スロコン)製品は車種別に対応し、複数のモードから好みの加速感を選択可能である。これらの製品は電子制御スロットルの制限を緩和し、実用上の加速感を高めたり、運転感覚を鋭くしたりすることができる。

 スロコンは輸入車や衝突軽減ブレーキ搭載車にも対応しており、幅広い車種で導入が進む。BLITZ製品は2023年に16車種への適合を追加し、2024年にはさらに6車種が追加された。今後も対応車種の拡大が期待される。こうした製品の普及は、ユーザーが自らの運転スタイルに合わせて車両を調整する文化の定着を促進している。

 インドの調査会社Coherent Market Insightsの調査によれば、世界の自動車アフターマーケット部品市場は2032年に約7562.5億ドル(111兆71670億円)に達すると見込まれ、年率成長率は6.0%と予測されている。この市場拡大は、アクセルレスポンス調整機能を含むパーソナライズ製品への需要が高まっていることを示している。

 アフターマーケット市場は今後も活況と成長が見込まれる。高価格帯だけでなく、量販モデルにもアクセルレスポンスカスタム機能が標準化される日が訪れるかもしれない。

全てのコメントを見る