「割高」「損しそう」 カーリース認知広がるも、“ネガティブイメージ”が消えない根本理由
全国3000人を対象とした調査で、カーリースの認知率は65.8%に達し、4年前から18.7ポイント上昇した。しかし未利用者の半数以上は「仕組みがわかりにくい」「割高で損しそう」と回答する一方、実際に利用した人の満足度は89.2%にのぼる。この乖離は情報の不透明さと契約条件の非標準化に起因しており、透明化と整備が進めば、カーリースは日本の自動車利用モデルを刷新する有力な選択肢となる可能性を秘めている。
カーリースの認知率急上昇

全国3000人を対象にした最新調査で、カーリースの認知率は65.8%に達し、4年前から18.7ポイントも上昇したことが明らかになった。
カーリースとは、車を購入するのではなく、一定期間(月単位や年単位)でリース会社から借りるサービスで、月額料金に車両代や自動車税、保険料などをまとめて含める場合が多い。契約期間終了後は返却するか、新たな車に乗り換える仕組みで、購入と比べて初期費用が少なく、維持費の管理が簡単になる点が特徴だ。
にもかかわらず、未利用者の半数以上が
「仕組みがわかりにくい」
「割高で損しそう」
といったネガティブなイメージを抱いている。対照的に、実際に利用した人の満足度は89.2%と非常に高い。この乖離は偶然ではなく、日本の自動車市場の構造と情報環境に深く根ざしたものだろう。