日本で「トゥクトゥク」は普及する? 避けるべき「公道カート」の二の舞、安全と電動化で観光地改革なるか

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国内観光地で導入が進む「トゥクトゥク」。レンタル需要は4人乗りで1時間約4000円、非日常体験と電動化による環境配慮、オーバーツーリズム対策効果も期待され、観光モビリティ市場の新潮流となっている。

安全管理の重要性

トゥクトゥク(画像:eMoBi)
トゥクトゥク(画像:eMoBi)

 新たなモビリティには課題もある。

 近年話題となったのは、スーパーマリオのコスプレをして都内をカートで走る公道カートだ。インバウンドに人気だが、

・著作権侵害の問題
・公道で一般車両の妨げになる問題

が指摘された。大型トラックからは見えにくく、運転が不慣れなため事故も多発した。現在、国土交通省はガイドラインを作成し、指導を強化している。

 トゥクトゥクは自動車とオートバイの中間の操作性を持つ。運転感覚は四輪自動車と異なる。速度は時速30~60km程度だが、坂道では思ったよりスピードが出やすく、カーブで曲がり切れない場合もある。すでに事故も起きている。

 安全が確保できなければ普及すべきではない。安全管理の徹底は不可欠であり、拡大前の対応が急務だ。また、公道を走る場合は騒音など地域生活への影響も注視する必要がある。

 安全性が確保されれば、全国の観光地や都市部でトゥクトゥクに乗る機会は増える可能性がある。

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