「虫が怖くて事故寸前?」80%の人が嫌う“車内害虫”――夏の運転リスクになる? 埼玉県調査が警鐘
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車内や車体に集まる虫は、単なる不快害虫にとどまらず、安全運転を脅かすリスクも孕んでいる。埼玉県の調査では77.5%が虫を苦手と回答し、75.8%が刺されるなど人体被害を経験。さらに蚊はデング熱やマラリアなど致命的な感染症を媒介し、感染拡大の懸念も強い。光に誘われる虫の習性を踏まえ、事前の虫除け対策やガラスコーティング、ウォッシャー液の適切な準備が安全運転維持には不可欠だ。温暖化による活動期間延長も念頭に、今夏は万全の虫対策が求められる。
光誘導による虫被害対策

運転の妨げとなる虫は、車に寄ってくる習性が影響している。本多健一郎氏の論文「光に対する昆虫に反応とその利用技術」では、蛾や一部の甲虫・カメムシなど夜行性昆虫の多くが
「人工光」
に誘導されると指摘している。そのため、ヘッドライトやルームライトなどの光に虫が集まりやすい。
特に夜間の高速道路走行時には、光に引き寄せられた虫が車体に付着し、外観を損なうケースがある。虫の死骸に含まれる酸性の体液が原因で、汚れが落ちにくく放置するとバンパーやボディにダメージを与えることもある。この被害を抑えるため、事前にワックスをかけるなどの対策が有効である。
虫による影響は多岐にわたるが、事前の対策で回避可能な場合も多い。近年は温暖化の影響で虫の活動期間が延びている。フマキラーの報告によると、蚊は気温20~30度を好み、夕方から明け方にかけて活動が活発になるという。
夏本番を迎えるにあたり、安全運転の妨げとなる前に、しっかりと虫対策を講じることが望ましい。