自動車減少で見直される「道路の役割」 再整備で子育て世代にとって魅力的になる?
自動車減少で、まちの再整備に注目が集まっている。実は子育て世代にとっても魅力的な機会になるという。
自動車の数は右肩下がり

東京都主税局は「乗用車保有台数予測結果」で、2050年までの動向を以下の条件でシミュレーションしている。
・人口分布・所得の変化による推定値
・シェアリングの影響を考慮した値
・シェアリングがより進展した場合の値
これら三つの推定値すべてが減少傾向を示しており、特に「シェアリングの影響を考慮した値」「シェアリングがより進展した場合の値」では、2050年に保有台数が5万台を割り込む数値になっている。
自動車の保有台数が減少すると予想されているなか、時代に合わせた道路の再構築が求められている。道路の再構築は車社会で築き上げてきた街並みを変える機会になると同時に、実は子育て世代にとっても魅力的な機会になるのだ。