ステランティス、日本で「最大50万円」値下げ! 輸入車市場に波紋、BMW・ベンツに挑むラストチャンス? 撤退か、反転攻勢か
電動車含む14車種で最大50万円値下げ――異例の価格戦略に踏み切ったステランティスジャパンの真意とは。販売台数2万台台、シェア7%に沈む現状を打破すべく、日本市場で再起を期す一手が動き出した。
値下げは一時対応か、構造転換の序章か

今回の値下げは、一時的なプロモーション施策とはいい難い。全ブランドから14車種が対象となっており、選定範囲の広さがその理由を示している。
円安基調が続くなかでの値下げには、利益を削ってでも販売台数を確保したいという企業姿勢が透けて見える。これまでのステランティスジャパンは、プレミア価格を維持することでブランド価値を訴求してきた。価格以上の価値を前面に出す、戦略的な価格設定が特徴だった。
しかし今回の動きは、そうした従来路線からの転換を示唆する。異例ともいえる広範な値下げは、実利を優先する戦略へのシフトと捉えられる。値下げによって市場の間隙を突き、販売最優先の姿勢へと大きく舵を切った可能性が高い。