ステランティス、日本で「最大50万円」値下げ! 輸入車市場に波紋、BMW・ベンツに挑むラストチャンス? 撤退か、反転攻勢か

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電動車含む14車種で最大50万円値下げ――異例の価格戦略に踏み切ったステランティスジャパンの真意とは。販売台数2万台台、シェア7%に沈む現状を打破すべく、日本市場で再起を期す一手が動き出した。

日本市場での立ち位置

自動車(画像:Pexels)
自動車(画像:Pexels)

 ステランティスグループは、2021年1月にPSA(プジョー・シトロエン)とFCA(フィアット・クライスラー)の合併によって発足した。2024年の世界販売台数は542万台。自動車メーカーとしては世界第5位に位置する。

 ステランティスジャパンが日本で展開するのは、

・ジープ
・フィアット
・シトロエン
・プジョー
・アルファロメオ
・DSオートモービル

の6ブランドである。日本自動車輸入組合によれば、これら6ブランドの2024年の販売台数は2万3844台。輸入車市場におけるシェアは7%にとどまった。過去最多だったのは2021年で、販売台数は4万2485台。シェアは12%に達していた。

 2025年第1四半期(1~3月)の輸入車新車登録台数では、

・BMW
・メルセデス・ベンツ
・フォルクスワーゲン(VW)

など欧州勢が上位10位を独占。一方、ステランティスジャパンの各ブランドはいずれもトップ20圏外だった。

 販売基盤の拡大に苦戦するなかで、相対的に健闘しているのはジープのみである。残る5ブランドはいずれも年間販売台数が1万台に届いていない。なかでもDSオートモービルは、ブランド立ち上げから10年余りと歴史が浅く、日本での認知度は十分とはいえない。現状を打開するには、顧客が不安を抱く

・アフターサービスの質向上
・正規ディーラー網の整備

が急務だ。特に高価格帯モデルでは、価格に見合ったサポート体制がブランド選択の決定要因となる。ブランド認知の低さと並び、最大の障壁となっている。

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