夏目漱石は運転がヘタだった? 明治に日本へやって来た「自転車」、庶民はどう受け入れたのか

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人々の生活に身近な自転車。そんな自転車はどのようにの人々の生活に浸透していったのか。さまざまな文献から歴史をたどる。

電動キックボードは移動をどう変える?

電動キックボード(画像:写真AC)
電動キックボード(画像:写真AC)

 自転車が庶民の生活に浸透していった時代、志賀直哉に限らず、人々は勇んで自転車で遠乗りをしたという。

 東京都あきる野市の昔の生活を古老に聞き書きした小川史著『野の語り部―桑の里にひびきあう今むかし』(筑波書房)には、大正時代にあきる野から伊豆、江ノ島、鎌倉まで1日で旅行したという証言が記録されている。今のような高性能の自転車がない時代だ。

 自転車というパーソナルモビリティは、人々の移動の可能性を大きく広げた。電動キックボードは、私たちの移動のあり方をどのように変えるのだろうか。

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