満席の新幹線「2席買い占め」はアリ?ナシ? マツコ発言で激論!「すごい目でにらみ付けてくる人が…」市場論理か、公共性か

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新幹線で「2席分購入」という選択が広がりつつある。制度上は正当、だが感情的には抵抗感も根強い。空間と時間の価値を、私たちはどう受け止めるべきか。公共性と市場性のせめぎ合いが、移動の本質を突きつける。

料金支払いと空間独占のジレンマ

新幹線(画像:写真AC)
新幹線(画像:写真AC)

 ひとりで2席を買うことは、はっきりとサービスの対価が発生している。つまり、JR側から見れば、2席分の座席を売って、ふたり分の収益が得られることになる。販売者にとっては、むしろ歓迎すべきことだ。しかし、周りの乗客にとっては、混んでいる中で

「空いているのに座れない席」

があることに、モラル的な矛盾を感じるだろう。

 問題は、座席の購入が空間の独占を意味するかどうかだ。公共交通の基本は、多くの人が公平に利用できることだ。しかし、料金を払った分だけ使えるという仕組みがある以上、経済的に余裕のある人がより多くの空間を手に入れるのも、制度上は正当だ。

 このように、公共性と市場性の間で、利用者の間に納得と反感が生まれる。狭い車内空間のなかに、この緊張関係が集約されているといえる。

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