マイナ免許証、「国民置いてけぼり」で大混乱!? 全国で発行手続きバラバラ、「地域格差」が引き起こす深刻問題! 国民不在のデジタル化を考える
3月24日に始まったマイナンバーカードと運転免許証の一体化は、手続きの効率化やオンライン化を進める一方で、都道府県ごとの差異が浮き彫りになった。現時点で、全国47都道府県の対応方法にバラつきがあり、システム障害や予約制の導入など、地域格差が顕在化している。今後、これらの課題は解消に向かうと予想されるが、現状の不便さをどう解消していくかがカギとなる。
マイナ免許証に絡むシステム障害

新製品や新ソフトウェア、アプリには不具合がつきものだといわれている。
AppleのiPhoneやiPadでも、ガジェットマニアやテクノロジージャーナリストのなかには、
「発売直後には購入しない」
と心がけている人がいる。これは、発売直後の製品に不具合がある可能性が高いことを経験則として知っているからだ。残念ながら、マイナンバーカードを活用した行政サービスでも同様の問題が発生している。
現在、全国で発生している問題のひとつが、マイナ免許証に関連する
「運転免許センターのシステム障害」
だ。この障害により、マイナ免許証だけでなく、従来型の免許証の発行もできなくなったケースもある。
問題なのは、このシステム障害が全国的に共通して発生しているわけではなく、特定の都道府県でのみ起こっている点だ。システム障害の情報は、該当する自治体や警察署、地元の新聞やテレビ局でしかアナウンスされない。
ローカルな問題であるため、全国紙や全国ネットでは取り上げられない。そのため、該当地域の住民でも、地元のメディアをチェックしない限り、マイナ免許証関連のシステム障害に気づきにくい。