速度メーター近くに点灯!「スパナマーク」どういう意味? 放置すると危険? 日常点検をする人「9.5%」しかいない現実とは
車両のオイル交換は安全運転に不可欠だが、点検が後回しになりがちだ。近年、スパナマークがオイル交換時期を通知し、事故のリスク軽減に貢献している。国土交通省の調査では、日常点検を実施している人はわずか9.5%にとどまり、スパナマークの普及が重要な役割を果たす可能性が高い。
オイル交換の大切さ

車両を安全に運転するためには、「クルマの血液」とも呼ばれるエンジンオイルの定期的な交換が欠かせない。エンジンオイルの役割は、潤滑・密封・防錆・冷却・清浄の五つ。適切に交換を行わなければオイルが劣化し、エンジン性能の低下を招くだけでなく、重大な故障の原因にもなりかねない。
国土交通省のウェブサイト「エンジンオイルの劣化による車両火災防止に向けた対策について」では、エンジンオイルの適切なメンテナンスを怠ると、劣化によって潤滑不良が発生し、エンジンが破損。最悪の場合、火災につながる可能性があると指摘されている。
さらに、エンジンオイルを交換しないことで、社会的な影響の大きい車両火災などの重大事故につながるリスクもある。これを防ぐには、エンジンオイルの量や汚れを日常的に点検することが重要だ。
しかし、同省の自動車点検整備推進協議会が2024年2月に公表した「令和5年度自動車点検整備推進運動調査結果ご報告書」によると、自動車を所有し、週に1日以上運転する18~69歳の男女2000人に対し、「あなたは日常点検を実施していますか?」と質問したところ、「乗る前にする」と回答した割合はわずか
「9.5%」
だった。