バスも鉄道も消える!? 自治体統廃合「1700 → 400」で地方はどうなる? 村上大臣の発言で懸念される“移動崩壊”の危機
村上総務大臣は自治体の統廃合を進めるべきだとし、現行の1700以上の自治体を300~400に集約する持論を提案した。この改革が実現すれば、移動環境や物流網、公共交通に大きな変化が生じ、地方と都市間で新たな格差が生まれる可能性が高い。
新たな移動サービス構築

自治体の統廃合は避けられない流れかもしれない。
しかし、それにともなう移動環境の変化を放置すれば、利便性を享受できる地域と、移動の自由を失う地域の格差が広がる可能性が高い。
行政と民間企業は連携し、新たな移動サービスの構築を進めなければならない。広域自治体時代の交通政策とは何か。今こそ、本格的な議論を始めるべき時だ。