伊予鉄道「ICい~カード」9月廃止の衝撃! 交通系ICカードと地域独自性の両立はどう考えるべきなのか?

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JR東日本エリアで地域連携ICカードの導入が急増中。自治体主導で、地域特化型カードが地域経済を活性化させる「夢のカード」として期待されている。全国統一規格と地域性を両立させ、利用者に便利さと地域独自のサービスを提供する新たなキャッシュレスソリューションとして注目されている。

2025年9月でサービス終了

伊予鉄道ICい~カードは廃止へ(画像:伊予鉄道)
伊予鉄道ICい~カードは廃止へ(画像:伊予鉄道)

 2025年9月30日をもってサービス終了が決まったICい~カード。このカードは、磁気式の「い~カード」に代わる非接触型決済カードとして登場し、当時の松山市やその周辺地域で画期的な存在だった。

 ICい~カードが登場した時期、全国では地域独自のICカード開発が進んでいた。その中でも、最先端を行くサービスとして注目を集めた。特筆すべきは、ドコモの「おサイフケータイ」に対応した「モバイルい~カード」や、いよてつ高島屋のクレジットカード「ローズカード」と連携した「ICい~カード ゴールド」など、多様なサービス展開だ。なかでも、2005(平成17)年8月にスタートしたモバイルい~カードは、2006年1月に始まったモバイルSuicaより早く、非接触型モバイル決済の先駆けとして注目を浴びた。

 ICい~カードの導入により、伊予鉄道の駅に設置された自動改札機も大きく進化。非接触型決済の普及により、自動改札機は小型化し、シンプルな設計へと変わった。さらに、電車やバスに加えて、いよてつ高島屋や松山市内のコンビニ、駅併設の商業施設などでも利用可能となり、各所に設けられたチャージ機が利便性を一層向上させた。

 結果として、2000年代後半の松山市は「キャッシュレス決済先進都市」として、全国紙やテクノロジーメディアから大きな注目を集めた。

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