転生したら「東京モノレール」だった件
1964年の東京オリンピックに合わせて開業し、還暦を迎えた今でも静かでスムーズな乗り心地が魅力だ。しかし、京急空港線の台頭や2031年に開業予定の新アクセス線の影響で、その立場も変わりつつある。
自慢3「ゴムタイヤによる静粛性と車両進化」

初めて吾輩に乗った人がまず驚くのは、やはり
「静粛性」
だろう。鉄道族とは違い、ゴムタイヤで走行しているのだ。ゴムタイヤで走行する
「新交通システム族」
が増えてきた今ではあまり珍しくもないが、吾輩が生まれた当時としては画期的だった。
祖先を振り返ると、
・100形グループ(200形・300形・350形)
・500形
・600形グループ(700形・800形)
・1000形
・2000形
と数字が増えてきて、ついに6代目の吾輩で10000形という大台を突破した。
偉大な始祖の100形は日本初の公共交通のモノレールとして誕生し、1982(昭和57)年登場の700形で冷房導入、1997(平成9)年登場の2000形でVVVF化と時代とともに車両も進化してきた。
ちなみに山手線は、1964年は初代新性能電車の101系がバリバリに活躍していて、それから103系、205系、E231系、E235系とバトンタッチしている。吾輩一族寿命が短いのは、
・増大する需要への対応
・海岸部を走行するため機器の劣化が早いこと
に起因している。