バス事故は年間2200件超! 急ブレーキを減らすために「間に合うダイヤ」が絶対必要なワケ
2021年に発生した事故の半数を占めるのが路線バスによるものだ。事故の主な原因は急ブレーキや急な車線変更で、これを減らすためには「間に合うダイヤ」の導入が重要だ。この取り組みによって、安全性が向上し、ドライバーのストレスが軽減され、乗客の満足度も高まる。渋滞や乗降時間を考慮した柔軟なダイヤの見直しが必要だ。
安心安全な路線バス運行のために

ドライバーと話すと、ダイヤに余裕がないという声をよく聞く。2024年問題もあり、路線バス事業者が
「拘束時間を短く見せたい」
気持ちは理解できる。しかし実際には、「間に合うダイヤ」で余裕を持って運転したいと考えるドライバーが多い。事業者は運行効率も重視しているが、安全性やドライバーの働きやすさを考えると、「間に合うダイヤ」の方が重要だ。これがドライバーの働き方改革にもつながる。
「間に合うダイヤ」は、ドライバーのストレス軽減を助け、働きやすさを向上させる。焦りによる事故も防げるため、結果的に地域社会にとっても大きな利益がある。
利用者側からは、より早く目的地に着くことを重視する声も多いが、安全で安心な地域の足としての路線バスを維持するためには、ドライバーにとってよい「間に合うダイヤ」の安定した導入が必要だ。みんなでその支援を行い、公共交通の安全性を高めていきたいものである。