中国人留学生を書類送検! 「電動スーツケース」は日本で普及するかのか? その規制と課題に迫る
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大阪府警は、留学中の中国籍女性が電動スーツケースを使って無免許運転をしていたとして摘発した。この電動スーツケースは、日本の道路交通法では公道での走行が禁止されており、特に空港や駅内での使用も規制されている。そのため、電動スーツケースの普及は難しく、高額な価格設定や便利さの欠如が影響している。海外メディアでも同様の危険性が報じられており、今後は「一過性のブーム」となる可能性が高い。
主要5空港の規則を解説

結論として、日本の国際空港では電動スーツケースを走行させるのは難しい。以下、羽田、成田、関西、中部、福岡の主要5空港の規約を見ていこう。まずは羽田空港から。
「他のお客さまとの接触事故を防止するため、羽田空港ターミナル内における電動スーツケースによる走行はご遠慮いただきますようお願い申し上げます」
安全確保の観点から、実際には走行できないようになっている。
次に成田空港。成田国際空港でも利用者の安全のため、電動スーツケースでの走行は控えてほしいと案内されている。
「お控えいただきますよう」
という表現だが、これも走行禁止と考えるべきだろう。
続いて、関西国際空港の規約を見ていこう。
「関西国際空港ではお客様同士の安全のため、電動スーツケースによる走行を禁止しております。皆様のご理解をお願い申し上げます」
ここでは「走行を禁止」と明確に示されており、羽田や成田よりもさらにはっきりと使用を断っている。
次は中部国際空港だ。
「中部国際空港セントレアでは、お客様の事故防止のため、電動スーツケースに乗っての移動は禁止しております。皆様の安全確保のため、ご理解とご協力をお願い申し上げます」
関西と同様に「禁止」と明記されている。
最後に福岡空港である。
「福岡空港ターミナルビル内における電動スーツケースによる走行は他のお客さまとの接触事故を防止するため、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます」
「ご遠慮いただきますよう」と柔らかい表現だが、実質的には走行禁止と考えていいだろう。
空港内を楽に移動するためというコンセプトで開発された電動スーツケースだが、日本の空港では完全に締め出されているのが現状だ。