「E4」「C3」「E20」 高速道路のナンバリングって、どんな意味? アルファベット&数字で快適に走れる日本の高速道路改革とは

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2017年に導入された高速道路の「ナンバリング」は、路線をわかりやすくし、運転をより楽しいものにしている。特に外国人観光客の増加に対応しており、導入から約7年たった今では、看板や表示も充実している。数字とアルファベットを組み合わせたシステムで、分岐やジャンクションも直観的に判断しやすく、ドライバーから親しまれている。

高速道路ナンバリングの魅力

ジャンクション周辺の案内看板にはナンバリングが表記されている(画像:都野塚也)
ジャンクション周辺の案内看板にはナンバリングが表記されている(画像:都野塚也)

 各地を通る高速道路には、路線名のほかに「ナンバリング」と呼ばれるものが付与されている。ナンバリングは、路線名と一緒に表示されるアルファベットと数字の組み合わせだ。

 高速道路のナンバリングは、訪日外国人の増加にともない、次の理由から2017年に導入された。

・高速道路を利用する人が、よりわかりやすく利用できるようにするため
・すでに欧米諸国で実施されているため
・2020年東京オリンピック開催を控えているため

 日本の高速道路ネットワークは年々複雑になっているが、ナンバリングの導入によって、利用者にとってわかりやすく、親しみやすくなっている。

 基本的に1路線にはひとつのナンバリングが付与されるが、なかには特徴的な付け方がされている路線もある。仕事とプライベートで年間約6万kmを走る私(都野塚也、ドライブライター)も走行中にユニークなナンバリングの路線を見つけると、より楽しく高速道路を走ることができる。

 ということで、今回は特徴的な高速道路のナンバリングについて紹介する。

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