ホンダ「N-BOX」が首位を死守! 24年7月新車販売、ついに見えてきたN-BOX“常勝の条件”とは

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2024年7月期の軽自動車新車販売で、ホンダ・N-BOXが首位を維持し、販売台数は1万6500台。全体で前年同月比12.9%増の14万1980台と回復傾向に。

ホンダの販売重点地域

2023年通年の販売台数およびシェア(左図)、2024年1月から7月累計の販売台数およびシェア。ともに全軽自協の公表資料を基に筆者作成(画像:小城建三)
2023年通年の販売台数およびシェア(左図)、2024年1月から7月累計の販売台数およびシェア。ともに全軽自協の公表資料を基に筆者作成(画像:小城建三)

 普及率では地方が都市部を上回っていることが明らかになったが、都道府県別に販売台数やシェアを分析すると、

「ホンダの販売重点地域」

が見えてきた。2023年の販売台数が多い都道府県は、1位が愛知県(8万6709台)、2位が埼玉県(7万2194台)、3位が静岡県(6万1647台)、4位が福岡県(5万6969台)、5位が千葉県(5万4959台)だった。この5県の合計販売シェアは、

・スズキ:29%
・ダイハツ:29%
・ホンダ:23%

となっている。

 一方、普及率が高い長野県、鳥取県、島根県、佐賀県、山形県の販売シェアは、

・スズキ:31%
・ダイハツ:30%
・ホンダ:21%

で、ホンダは販売台数が多い地域でより高いシェアを獲得している。

 さらに、2024年1月から7月の累計を分析すると、販売台数が多い5県でのシェアはスズキ(40%)、ダイハツ(14%)、ホンダ(23%)で、普及率が高い5県のシェアはスズキ(43%)、ダイハツ(13%)、ホンダ(21%)だった。

 ホンダの全国平均販売シェアは約22%だが、販売台数が多い地域でのシェアが高いため、これらの地域での販売に重点を置いていることがわかる。一方、スズキは全国平均の販売シェアが42%に対して、販売台数が多い地域では40%で伸び悩んでいる。

 ホンダの軽自動車販売におけるN-BOXの販売比率は約8割で、販売の大部分を担っている。今後、ホンダが

「販売重点地域で好調な販売を維持できるかどうか」

が、N-BOXの成功に大きく影響する。軽自動車の月間販売ランキングは今後も注目されており、N-BOXが首位をいつまで維持できるかがひとつの焦点となるだろう。

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