「免許の返納前にぜひ試乗を」 地方高齢者の移動手段に「電動トライク」を推す理由
高齢運転者の交通事故が社会問題となる一方、日常生活の移動手段として手放せない人がいるのも実情だ。代替モビリティとして「電動トライク」を推す企業がある。
ガソリンスタンド減少も背景に
国内では、原油価格の高騰などを受け地方のガソリンスタンドが年々減少している。家庭用コンセントで充電でき、排気ガスを排出せず環境に優しいモビリティとして普及が期待されるEVだが、電動トライクもその一つとして普及が進む可能性がある。
同社が試乗用として貸し出す電動トライクは、最高時速30~40km。バーハンドル式操作の三輪自動車で、普通自動車免許証で運転が可能。乗車人数は1~3人。満充電に掛かる電気代は数十円~数百円程度。
試乗モニターへの電動トライク貸し出しは2022年4月1日以降開始予定。応募者の在住地域で1か月間、自由に使用できる。愛知、三重、滋賀、岐阜、静岡、長野の各県に住む人が対象。抽選によって参加者を決定する。
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