グーグルマップの限界? カーナビとして使いにくい「位置精度」「画面表示」の弱点、それでも未来に期待できるのか
グーグルマップは無料で最新の地図が見られるが、使いにくい点が多い。案内画面の見やすさ、測位精度、電波状況による地図表示の不安定さなどが課題だ。
グーグルマップの未来展望

さらに使いづらいポイントとして、地図データが常に最新という点とトレードオフにはなるが、地図データを都度取り込んでいる性質上、電波状況に左右されてしまう点が挙げられる。電波状況が悪いエリアでは、地図が表示できなくなってしまうのだ。
対策として、事前に地図データをダウンロードしておきオフラインでも使用することは可能である。しかし、手間もかかるうえに端末のデータ容量を消費することになる。事前にダウンロードしておいたエリアを外れてしまうとアウトなので、利便性は低下せざるを得ないといえる。
無料地図アプリとしてカーナビ利用で人気が高いグーグルマップだが、使いづらいポイントも少なからず存在することがおわかりいただけただろう。しかも、カーナビとしてはかなり利便性の根幹に関わるような点で「使いづらい」のだ。
「クルマでは通れないような狭い道ばかり案内される」
という変なクセまで持ち合わせているのである。
そうなってくるとカーナビとしてのグーグルマップには将来性がないようにも思えるが、必ずしもそうとはいい切れない。ホンダは11代目アコードに車載向けコネクテッドサービス「グーグルビルトイン」を搭載し、グーグルマップを車内で使用できるようにした。メーターパネルにも表示可能だ。
またトヨタ車などでは、スマートフォンと接続しスマートフォン内のアプリを利用可能にする「ディスプレーオーディオ」の搭載が進んでおり、カーナビからカーナビアプリへの移行は避けて通れないだろう。グーグルマップが「使いづらいポイント」を克服して進化を遂げることができれば、“新車の標準ナビといえばグーグルマップ”なんて時代も訪れるかもしれない。