東武日光特急の素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない【リレー連載】偏愛の小部屋(8)

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東武の日光特急は、日光と鬼怒川温泉への至高のアクセス手段だ。豪華設備と最新の走行性能を誇り、特にN100系「スペーシアX」の個室やラウンジは国内最高クラス。広々とした座席や高速安定走行で、豪華な車内での食事体験も魅力。世界各国の富裕層も惹きつける、特別な旅の空間を提供している。

やばいポイント2「食事スペース」

 車内での食事スペースは採算や人員不足などの問題もあり、東海道新幹線の普通車から車内販売がなくなるなど、一部クルーズ列車や「サフィール踊り子」「しまかぜ」といった観光特急を除けば縮小傾向にある。

 そんななか、N100系「スペーシアX」は1号車にカフェスペースが設けられ、コーヒーやスイーツ、クラフトビールなどを楽しめる。提供されている商品はいずれも日光の人気店や栃木県内の特産品を使ったオリジナル製品で、日光へ向かう観光特急ならではの体験を味わえる。

 食事スペースは歴代各車両からの伝統で、1720系「デラックスロマンスカー」や100系「スペーシア」についてもビュッフェが設けられている。現在は残念ながら100系「スペーシア」のビュッフェは休止中である。また戦前に運行していた展望車トク500形についても、料理室が設けられオープンデッキで食事を楽しめるという豪華な仕様であった。

 乗車時間は約2時間と短く、軽食が中心だが、かつて長距離急行列車や急行列車にあった食堂車やビュッフェ車を体験できる貴重な存在だ。

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