隣に座る「トナラー」より迷惑? 満員電車で放屁する「オナラー」という現代の闇
近年、電車や飛行機の中でおならをする「オナラー」。混雑した場所に強烈な悪臭が残り、周囲に不快感を与える。英国での調査では、回答者の13%が公共の場でのおならを許可してほしいと答えている。
海外の反応
オナラー問題は世界どこでも起きていることであり、それに対して当然不快感を感じている。
「誰かがおならをしたので、息をするために次の駅で降ります。おならをした人は、今日中に他の人におならをされて、痛みがわかるといいなと思う」
「電車のなかで、特に混んでいるときにおならをする人へ。あなたの特等席が地獄に用意されています」
SNSには、こういった内容の英語の書き込みが見られた。
今の時代は、ひょっとしたらオナラーが増えているかもしれないと感じさせるブルームバーグの記事も見つけた。
ニューヨークの地下鉄で、ヘッドフォンとスマートフォンで自分の世界に入っていた女性が、自分がどこにいるのかを忘れておならをしてしまったというものである。ゲームや動画などで仮想空間に入り込む人には特に知っておいて欲しいエピソードである。ところで、電車内で異臭を感じた際、
「方向などをヒントに」
犯人捜しをしていないだろうか。なんとなく、中年以上の男性ではないかと考える人は多いかもしれない。
しかし英国のBBCの記事によれば、男性の方が公の場でおならをしている可能性はあるものの、1990年代後半の研究でわかったことに、男性の方がガスの発生が多いわけではないとある。
さらに女性のおならは硫黄化合物の濃度が高く、より強い臭いがあると審査員が判断したとあったことは知っておくとよいかもしれない(2014年12月22日付『BBC』)。