隣に座る「トナラ―」より迷惑? 満員電車で放屁する「オナラ―」という現代の闇

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近年、電車や飛行機の中でおならをする「オナラー」。混雑した場所に強烈な悪臭が残り、周囲に不快感を与える。英国での調査では、回答者の13%が公共の場でのおならを許可してほしいと答えている。

「トナラ―」より強烈

電車の席(画像:写真AC)
電車の席(画像:写真AC)

 周囲に誰もいないのにあえて隣に来る「トナラー」がネット上で話題になっている。皆さんはこれより強烈な、人前でおならをする「オナラー」についてどう思うだろうか。朝夕のラッシュ時に電車に乗る人なら、ある程度の頻度で遭遇しているかもしれない。場合によっては強烈な悪臭が驚くほど長く残り、気分が悪くなることさえある。

 オナラーの歴史を遡ると、いまの満員電車より混んでいたという明治時代の電車では、

「放屁したら5円」

と、小学校の先生や警察官といった公務員の初任給が月に8~9円の時代に高額の罰金が科せられていたという(2020年9月24日付『ライブドアニュース』)。

「非人道的」

ではあるが、今の時代にも欲しいようなルールである。

 昭和の頃は、電車やバスのなかで喫煙が認められていたので、臭いがかき消されていた部分もあって、今の方が認識されやすくなっている可能性がある。

 おならは生理現象であり、誰でも出るものではある。平均的な人間は、24時間につき10回ほどおならをし、そのガスの体積は1Lほどになる。

 体調不良であれば出やすいし、年齢を重ねると肛門の筋肉が緩んで出やすくなると言われる。おならを我慢するのは体によくないと聞くし、虚弱な高齢者の場合は心臓機能に負担がかかる可能性があるそうだ。

 仕方ない部分もあるかと思うが、我慢していたかどうか、軽い気持ちでやったかどうか、どういった背景があるかは考慮されず、結果的に迷惑行為になってしまうのが難しいところである。

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