渋滞の事故リスクは、いつもの「40倍」以上! ベストな回避術は何か

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NEXCO中日本管轄の高速道路でリニューアル工事が進行中。渋滞時の死傷事故率は非渋滞時の最大40倍である。渋滞回避には事前情報収集やETC2.0、プローブ情報の活用が有効。自動運転技術の進化で渋滞は将来的に解消される可能性がある。

未来の車は渋滞知らず

渋滞中の高速道路(画像:写真AC)
渋滞中の高速道路(画像:写真AC)

 日進月歩の渋滞回避に役立つ情報提供システムだが、今後の鍵は自動車と交通インフラのIoT化だ。現在すでに多くの車はプローブ情報を発信している。自動車と交通インフラはすでにインターネットとは切り離せない状態にあり、情報のリアルタイム化がさらに進めば、より正確な交通情報を即時共有することが可能となる。

 そのうえで、自動運転技術の進歩も欠かせない。自動運転車両が周囲の車から発信される車両情報を取得し、自動運転に反映させることにより渋滞自体を緩和させることが期待できる。サグ部(下り勾配から上り勾配に変わる凹型の構造を持つ場所)の渋滞など、人間の運転によって発生する渋滞に対して、自動運転は効果的な解決策と言える。自動運転車にAIが導入されるようになれば、どんどん情報を吸収して学習し、運転技術を向上させていくことができるだろう。

 これらの実現には解決しなければならない問題が多い。しかし、自動運転技術とAIによる自動車の進化と普及は、すぐそこまで迫っているのだ。現に昔はマニュアル車が普及していたが、近年は多くの人がオートマ車を運転している。これは、「少しでも運転の負担を軽減させたい」というドライバーが多いことにもつながっており、渋滞回避に貢献できる自動運転も“ストレスや負担を軽減できる技術”として、魅力的に感じる人も多いはずだ。

 本稿では渋滞回避がいいことづくしであることを取り上げたが、将来的には、渋滞は

「前時代的な話」

だと笑われる日が来るかもしれない。

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