軽自動車の王者「N-BOX」に何が起きた? 販売ランキングでついに「首位陥落」、その納得理由とは
軽自動車新車販売ランキングで、スペーシアが首位に。EVシフトとモデルチェンジの激化が市場を揺るがすなか、各社の競争が続く。
日常使いに最適な軽自動車の進化

これまでに述べてきたホンダとスズキの2車種に加えて、三菱・デリカミニや、生産が再開されたダイハツ・タントなどは、軽スーパーハイトワゴンと呼ばれるカテゴリーに属する。今や、軽自動車市場の大半を占める主戦場となっており、各社によるモデルチェンジが相次いだ2023年は当たり年といわれた。
全高1700mm超で、リアにスライドドアを備えるというスタイルが定着し、モデルチェンジごとに機能性や走りが進化を遂げている。一般に軽自動車はセカンドカーのイメージが強いが、“1台目”として購入する層が
「約4割」
を占めており、日常使いとして頼れる各種機能や安全性が、これまで以上に求められる。
日産・ルークスやダイハツ・タントのモデルチェンジは2025年以降と予想されており、年内は、ホンダ・N-BOXとスズキ・スペーシアの激しいデッドヒートが繰り広げられることになるだろう。
今後はEVへのシフトも想定されるなか、各社による開発競争で切磋琢磨(せっさたくま)し合うことで、われわれ消費者にとっては、より魅力あるモデルが提供される日を心待ちにしていきたい。