意外と知らない? エスカレーターの「片側」を空けてはいけない根本理由
歩行者のためにエスカレーターの人を片側に寄せた場合、エスカレーターの輸送能力は半分になる。その結果はどうなるだろうか。
片側空けの心理

にもかかわらず、エスカレーター上を歩く人が後を絶たないという報道や書き込みをよく見かける。急いでいる、歩くことが習慣になっているなど、エスカレーターを歩く人にはさまざまな事情があるのかもしれないが、実は
「みんなが片側を空けてくれているから」
という理由で歩いている人もいるのかもしれない。
私たちは、明文化されたルールに従うこともあるが、そうではなく、その場にいる多くの人たちの行動を見て、自分がどう振る舞うべきかを判断して行動している。こういった、明文化されていないルールは、心理学では
「記述的規範」
と呼ばれている。記述的規範は世の中の至るところに存在している。
「こういう状況ではこういう服を着たほうがいいかなとか」
「上司がまだ帰ってないので先に帰りづらいなとか」
「同僚はみんな旅行の後にお土産を買ってくるから、私もお土産を買っていかなきゃいけないかな」
といった具合である。