増殖する軽乗用車! 保有台数は80年代末の「13倍」、なんでこんなに人気なのか
軽乗用車の保有台数は1989年には約174万台だったが、1990年代に爆発的に増え、2023年には約237万台に達した。魅力とは何だろうか。
利便性と限界

筆者(古宮宗、フリーライター)のまわりにも、経済的であることと、運転しやすいことを理由に、軽を持つ人たちが多い。
彼らは、ふだんの買い物や通院、通勤に関しては、軽でまったく問題ないという。しかし、いつもと違う使い方をすると途端に問題が出てくるそうだ。
「坂道をのぼる際に、何人か人を乗せているとパワー足りない」
「高速道路でスピードが出ない」
「高速道路で加速がイマイチ」
「高速道路でスーパートール型があおられやすい」
実際、高速道路の走行を避ける軽ドライバーは多い。
また、長時間移動すると乗り心地に不満が出てくる。
「サスペンションの問題で遠出の旅行には不向き」
といいながら、なかなか手頃でこれだという普通車が見つからずに、軽に乗り続けている。交通事故のニュースを見れば、ボディが頑丈な普通車の必要性を感じる人も少なからずいる。景気がよくなる兆しがなく、高齢化がすすむことから、今後も軽は増え続けることだろう。
・衝突被害軽減ブレーキ
・ペダル踏み間違い時加速抑制装置
・後側方衝突防止支援システム
といった安全装置の装着意向は強いが、ボディの強度やそれ以外の問題も解決されていくとすばらしい。