4月発売「ランクル250」は本当に“原点回帰”できたのか?

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ランドクルーザー250が発売された。ここ10年ほどのモデルは、いわゆる高級SUVブームのなかで、そのポジションに迷いが垣間見えたことは否めない。

「原点回帰」と「生活実用」

ランドクルーザー250(画像:トヨタ自動車)
ランドクルーザー250(画像:トヨタ自動車)

 新しいランドクルーザーの販売戦略は明確である。

 まずは世界的な売れ筋モデルであるプレミアムSUVについては300シリーズを宛てる。このモデルはかつてのランドクルーザー・プラドと最上級モデルだった200シリーズを合わせた性格のモデルである。

 高級さと豪華さを兼ね備えたこのラインは、ランドクルーザーにとっては「象徴」を重視したモデルと位置づけられている。

 対してランドクルーザーのルーツというべき信頼性の高いオフロード4WDモデルのポジションを継承すべく復活した新しい70シリーズは「普遍」をテーマに剛健と堅固を最前面に押し出したモデルとなる。

 そして最も気になる250シリーズについては、「原点回帰」をテーマにランドクルーザー全体の中核を担うモデルとして展開されることとなる。ちなみにここでのキーワードは

「生活実用」

である。

 こうしたトヨタ側の新たなプレゼンテーションに対して、実際のユーザーとなる層はどういった印象を抱くだろうか。最上級モデルとしての300シリーズの象徴はわかりやすい。70シリーズの剛健と堅固、すなわち普遍もまた同様である。一方で250シリーズの生活実用はどうなのか。

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