「ヤリスのクローン」「優れた経済性」 英国の自動車メディアは欧州限定「マツダ2ハイブリッド」をどう評価しているのか?

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英国で日本車はどのように評価されているのか。日本にはない「マツダ2ハイブリッド」を題材に、いくつかの自動車評論サイトの概評を見てみたい

パーカーズの評価「3.4点」

「パーカーズ」のウェブサイト(画像:パーカーズ)
「パーカーズ」のウェブサイト(画像:パーカーズ)

 三つめの「パーカーズ(PARKERS)」は、5点中3.4点をつけている。長所は、

・優れた経済性と低CO2
・クレバーなハイブリッドパワートレインがうまく機能
・作りがしっかりしていて丈夫で耐久性がありそうな感覚

短所は、

・ヤリス ハイブリッドのほうが安い
・頭上空間を奪うガラスルーフ
・現在販売されている最もエキサイティングな車ではない

である。エキサイティングではないのは、やはりインテリアが「機能的だがしゃれっ気なし」のせいのようだ。

「デザインのセンスにはほとんど欠けており、インテリアを絶賛する人はいないだろうが、しっかりとした作りで目的に適していることは否定できない」

と評される。ここでも、ソフトタッチな素材が求められていた。

 短所の「頭上空間を奪うガラスルーフ」というのは、フルレングスのサンルーフのことである。室内に光を入れるものの、後部座席の頭上スペースが大幅に減る

「もろ刃の剣」

と表現されている。冬場は特に、太陽光が不足する英国だが、頭上スペースが広いほうが開放感があっていいのは皆に共通することである。

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