「スバル車」に長年乗り続けるユーザーが多い理由 インチキSUVを撃破? 同社クロスオーバーSUVを通して考える
クロスオーバーSUVは世界的なトレンドであり、世界中のメーカーが続々とラインアップに追加している。従来のSUVの特徴であった「悪路走破性」という点では弱点もある。
AWDシステムと走行性能の秘密

実用性と耐久性に定評のあるスバルのクルマづくりは、クロスオーバーSUVにも受け継がれている。
スバルは現在、コンパクトカークラスの小型SUVからフォレスターのような大型SUVまで、6車種のクロスオーバーSUVをラインアップしている。コンパクトカー兼OEM車のレックスと電気自動車(EV)のソルテラを除く中型・大型クロスオーバーSUV群は、悪路走行時に障害物を乗り越えるために必要な最低地上高として、地面から車体底面まで200mm以上を確保している。
もちろん、本格的なクロスカントリーSUVに比べれば限界はあるが、車高の低いクロスオーバーSUVが増えているなかで、スバル車の高い走行性能は魅力になりつつある。
また、スバルのクロスオーバーSUVには、悪路走破に欠かせない独自の4WD(スバルではAWDは全輪駆動)システム「シンメトリカルAWD」があり、駆動力を左右対称にバランスよく配分できるAWDシステムは、走行性能を大きく向上させている。
また、4輪に駆動力を配分する「X-MODE」は、通常ならタイヤが空転するような状況でも自動的に駆動力を調整し、多くのクロスオーバーSUVが対応できないような路面でもスバル車は走破できる。
スバルのクロスオーバーSUVは、このふたつのAWDシステムを核とした数々の走行システムによって、ぬかるみや雪道などの過酷な路面でも安心して走れる。
スバル車の走行性能は、国内のみならず海外でも高く評価されており、国内メーカーのなかでも特別なポジションを固めている。