スーパーの日用品もお薬もドローンがお届け! 離島地域の物流確立へ、ANAなど実証実験

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ANAなどが長崎県・五島列島で、日用品や処方せん薬をドローンで配送する実証実験を行っている。日常生活に根付いた物流体制を構築するため、地元の人材を活用しているのも特徴だ。

地元人材を活用し、物流体制の構築目指す

長崎県五島市で行われているドローン配送実証実験のイメージ(画像:ANAHD)。
長崎県五島市で行われているドローン配送実証実験のイメージ(画像:ANAHD)。

 ANAホールディングスと長崎県五島市、ドローン関連事業などを手掛ける そらや(五島市)、長崎大学離島医療研究所の4者が、五島列島の離島を舞台に、日用品や医薬品をドローンで配送する実証実験を行っている。

 期間は2022年2月9日(水)~3月8日(火)の1か月間で、朝8時から日没の17時頃まで。飛行区間は2通り。長崎県五島市福江港から久賀島の久賀診療所を目指す約12kmの「経路1」と、椛島の伊福貴港を目指す約13kmの「経路2」だ。

 離島におけるドローン物流サービスの確立に向けて、出発地である福江島のスーパーから久賀島・椛島へ日用品をサービス配送。さらに、調剤薬局の処方せん医薬品も配送の対象となっている。

 使用するドローンはマルチコプター型。搭載可能重量は4~5kg。運用最大飛行速度は10m/s。

 日用品は、ネットスーパーで商品を注文するサービスと同様、注文後に商品を自宅近くで当日受け取れる。また医薬品については、へき地診療所における薬の在庫管理の課題解決に向け、オンライン服薬指導とドローン配送を組み合わせることで、患者が診療当日に処方せん医薬品を受け取れるシステムという。

 ドローン運航を行うのは、ANAが地元の事業者と協力して運航業務を委託。地元の人材を活用することで、日常生活に根付いた物流体制モデルの構築を目指したいとしている。