車内の芳香剤はアリ?ナシ? 「自分に合う製品」探しが一苦労という、麗しきドライバーあるある
カーライフと芳香剤は切っても切れない関係にあり、2022年4-9月期の芳香剤は前年同期比3.6%増となった。
ドライブの快適アイテム
今回は、車でのドライブを快適にするちょっとしたアイテムの、芳香剤・消臭剤について話をしよう。
少し古いデータであるが、国内外のトイレタリー、日用品、化粧品などの情報を中心に伝える専門紙「日用品化粧品新聞」(2023年1月30日付け)の記事によると、2022年4~9月期は室内用の芳香剤の売り上げが伸び悩むなかで、車用芳香剤が対前年
「3.6%増」
となったとある。
コロナ禍で外出が減ったため車用芳香剤の需要が減少したものの、人々が再び車で出掛けるようになった反動といわれている。車を使わなければ芳香剤の需要がなくなるのは、全くもってそのとおりであり、
「ドライブと芳香剤は切っても切れない関係」
にあるといえよう。
ちなみに、タクシードライバーをやっていた知人の話では、“芳香剤のにおいに酔ってしまう”乗客もいるため、知人が勤めていた会社では車内での芳香剤の使用を禁止していたそうだ。出庫時の検査で芳香剤が見つかって(というかにおいでバレると思うが)、没収されたドライバーもいたという。
正直にいうと、筆者(ネルソン三浦、フリーライター)は、芳香剤の記事を書きながら人工的なにおいに弱いほうで、あまりドギツイと車に酔ってしまうタイプである。かつては実用的かつほのかに香る程度の芳香剤探しに苦労したものだ。