「360℃死角なし」フォークリフト用AIカメラ発売、作業事故の抑止に期待

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作業現場などでの人身事故を抑止するフォークリフト用のAIカメラシステムが発売。360度死角なく人の接近を検知し、警報で知らせる。

後付け可能、録画機能も搭載

フォークリフト用の人身事故防止AIカメラシステム(画像:INBYTE)。
フォークリフト用の人身事故防止AIカメラシステム(画像:INBYTE)。

 電化製品メーカーのINBYTE(港区麻布台)は、作業現場の事故などを抑止するフォークリフト用の人身事故防止AIカメラシステムを2022年1月17日(月)に発売すると発表した。

 後付け可能なフォークリフト用「人身事故防止AIカメラシステムQ7(キュー・セブン)」。人の姿かたちを学習させる、独自開発のディープラーニング技術基盤のAIアルゴリズムが搭載されており、カメラ映像をリアルタイムで解析し的確に人間を見分けることができるという。

 危機状況を迅速に警報することにより、作業中の接触事故の事前感知をはじめ、より効率よく作業現場でのさまざまな労働災害を抑止できるようになるとしている。録画機能も搭載。

 搭載されている専用カメラの水平視野角は約130度。これを車両の前後左右4方向に取り付けることにより、死角なく360度人の接近を検知することを可能にしている。

 認識距離の最大半径は約9mまでと広範囲。人の接近警報は作業現場の通路や作業範囲に併せて7m、5m、3mに設定できる。また危険警報を通知する条件として、バックギア信号やブレーキ信号と連動する機能が内蔵され、よりピンポイントで効果的に危険を警告することが可能になるとしている。

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