EVから自宅に電力供給! 話題の「V2H」は本当にお得なのか

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最近、耳にするようになった「V2H」。EVシフト時代には必須なのか。

太陽光発電との経済的考慮

自宅充電のイメージ(画像:写真AC)
自宅充電のイメージ(画像:写真AC)

 これらを総合してV2Hを評価すれば、一般的な一戸建て住宅でEVを所有する場合、V2H機器の導入は必須となる。

 前述のとおり、V2Hの導入には相応の費用負担が必要だが、経済産業省への補助金申請のほか、都道府県レベルでの補助金もある。詳細は地域によって若干異なるが、機器本体価格の半額程度と設置工事費の全額が補助されることが期待できる。

 問題は太陽光発電パネルとの併用だが、前述の使用電力量など諸条件に加え、パネル寿命の20年間で節約できる金額も考慮して熟考が必要だ。

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