ANA系「avatarin」が夜間“瞬間移動”サービス 施設来館需要喚起も狙える?

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ANAホールディングス傘下のスタートアップ、avatarin社が沖縄美ら海水族館を舞台とし、参加者が閉館後の施設を閲覧できる新たなサービスを開始する。運営する施設側にとっても、効果が期待されるという。

11月、12月に計8日間実施予定

「アバターインナイト」のイメージ(画像:avatarin社)。
「アバターインナイト」のイメージ(画像:avatarin社)。

 ANAホールディングス傘下のスタートアップであるavatarin社が、沖縄美ら海水族館を舞台に「アバターインナイト」の提供を2021年11月より開始する。同社が展開する遠隔操作ロボットを用いた“世界初の瞬間移動”サービス、「avatarin(アバターイン)」ベータ版(正式サービスに先立った試用版)の一つとなる。

「アバターインナイト」は、avatarin社が開発しているアバターロボットを用いて、参加者が閉館後の施設を閲覧できるというサービスだ。体験は11月、12月に計8日間実施予定で、料金は1回あたり税込1000円(別途システム利用料)。このサービスで施設側は、営業時間外の施設の有効活用ができ、将来的には時差を活用した訪日需要、更には来館需要の喚起も見込めるという。

 同社では、ロボティクス、AI(人工知能)、VR(仮想現実)、通信、触覚技術などの先端技術を結集した「アバター」の開発を進めている。同社提供の「avatarin」は、既存移動手段の課題を解決すべく考えた新たな移動サービスで、「体を移動させず人の意識と存在感のみを伝送し、リアル空間を検索して瞬間移動することができるプラットフォーム」としている。