VWが独自のバッテリーセル開発へ 研究開発施設を開設 さらに7000万ユーロを投資
関係者のコメント

VW技術担当取締役兼VWグループコンポーネンツ取締役会会長兼グループの全ブランドのバッテリーおよび充電技術ロードマップ担当のトーマス・シュマール氏は以下のように述べた。
「最先端の研究所を新設することにより、BEVの心臓部であるバッテリーセルの開発・プロセス・生産のノウハウをさらに拡大していく。ザルツギッター工場は、ドイツの自動車産業が、従来のエンジン車からeモビリティへの転換がいかにしてなされるかを示す場所と捉えている。最先端の研究者を集め、業界のパイオニアとして未来の雇用を創出している。我々は研究所の開設によって次の戦略的なマイルストーンに到達した。全力を挙げて自社独自のバッテリーセル製造の準備を進めていく」
バッテリーセル・バッテリーシステム事業部部長のフランク・ブローム氏は、「将来的には、現在と未来におけるセルの革新がザルツギッターで生まれるだろう。この研究所が、ヨーロッパにおける最先端のセル研究施設となるための装置を配備している。VWグループにとって最も重要な将来のテクノロジーの一つがここで推進されている。CoEバッテリーセルで行われるすべてのことは、グループブランドの顧客に、できる限り最大の航続距離、充電性能、持続可能性、さらに安全性を提供するのに貢献する」と説明した。
ザルツギッターのあるニーダーザクセン州のシュテファン・ヴァイル首相は、「現在、自動車産業の大変革を感じ取れる場所があるとすれば、それはザルツギッターである。何十年にもわたってザルツギッターのVW工場は何百万個もの車両用エンジンを供給した歴史がある。電力の増加に伴い、現在は、将来を見据えたバッテリーセル生産への一貫した段階的な転換が行われている。将来の自動車産業の電動化の鼓動は始まっており、しかもそれはニーダーザクセン州からである」と述べた。